くらし情報『高島忠夫さん死去 寿美花代と夫婦で語っていた“うつとの闘い”』

高島忠夫さん死去 寿美花代と夫婦で語っていた“うつとの闘い”

高島さんは90年6月には本誌に登場。“高島ファミリー”の活躍ぶりに「皆さんに“息子さんがご活躍でいいですネェ”と言われるんです」「政宏も政伸も、もう最高の親孝行をしてくれています」と語っていた。

公私ともに順風満帆だったが、晩年は病と闘い続けた。パーキンソン病を患い、10年には不整脈で心臓のペースメーカーを付ける手術も受けたという。98年には「うつ」を発症。その闘病記「『うつ』への復讐」はドラマ化するほどの反響を呼んだ。

07年2月、本誌で高島さんと寿美はその苦しみを語っている。

高島さんの「うつ」が特にひどかった当時、寿美は高島さんの自殺を恐れ「家中の刃物をすべて隠し、風呂の水は必ず抜いた」という。
経済的にも追い詰められ、「お金も地獄、病も地獄」と回想。さらにこんなエピソードを明かしていた。

高島さん(以下・高)「それまではお金のことは全部、ぼくと税理士さんでやってたからね」

寿美(以下・寿)「どこにいくらあるかもわからない。通帳さえ見たことがなかったから」

高「うつのせいなんでしょう。ボーッとした頭である日“家には一銭もお金がない”“借金がある”って突然思い込んでしまって。

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