寺島しのぶが不安に感じた小1の息子の急激な変化とは
「主人がね、“君はなんだかんだと親に反発しているけれど、結局はお母さんの言うとおりにしてるじゃないか”って言うんです。でも、それって自分じゃ気づかないことでした。それに、親になってわかることもありますね。昔は、母は世間体を気にして常識しか言わないって思っていたけど、いざ自分が親になると、子どもには常識がわかる人になってほしいと思うようになりましたから。だから、“私、真面目なこと言っちゃってるなあ”って思いながらも、ちゃんと親が子どもに教えていこう、と」
ドラマでは、母親ゆえの感情があふれ出たシーンもあったという。
「娘を傷つけようとする人間と対峙する場面。演じていて自分じゃないような瞬間があって驚きました。親の子どもへの愛情は無限ですね」
そんな寺島が全身全霊で愛を注ぐ息子の眞秀くんは今年小学校に入学。
急激な変化に驚いている。
「口数が多くなって、ビックリするくらい言葉遣いが悪くなったんです。親に対して“○○しろよ~”とか言うんです。これからどんどんエスカレートしてくると思うと不安です」
しかし、最近の歌舞伎の舞台では、目を見張る成長を感じたそう。
「4月の歌舞伎座公演『源平布引滝実盛物語』は、毎日楽しそうに通っている姿が印象的でした。