チャゲ語る「チャゲアス再開に向け、声も体も鍛えてる」
チャゲはバンド活動に精力を傾け、ASKAはロンドンへと渡った。それぞれの世界を広げると、翌年には活動を再開。
’91年『SAY YES』、’93年『YAH YAH YAH』でそれぞれ200万枚超の記録的ヒットを生み出した。ライブツアーを中軸に、それから約10年、2人で突っ走ると’09年、再びデュオの活動を休止。
’13年には、活動再開を発表したが、’14年5月、ASKAが覚せい剤取締法違反で逮捕される。判決は、懲役3年執行猶予4年だった。
その執行猶予期間を終えた現在も、CHAGE and ASKAは活動できぬままだ。
「ファンの方が『いつかは二人一緒に』と、思っているのは、わかっています。
僕だって、一緒にやりたい――」
絞り出すような声だった。
「だから、悩んでいるし、葛藤もある。このままの状態が続くかもしれないし、ふとしたきっかけで、急に動きだすかもしれない。俺とASKAの間には、二人にしかわからない絶妙な距離感があるんです」
3カ月にわたる取材のさなか、『週刊文春』は7月11日号で、ASKAがチャゲサイドに解散を要求していると報じた。