萩本欽一明かす「墓に一緒には入れない」妻の発言の意図
澄子さんがあきれるほど、死ぬまで夢を追いかけることを体現してきた欽ちゃん。最後に“人生100年時代”を生きる同世代へこう語りかける。
「ぼくがとやかく言わなくても、夢に向かって挑戦しているお年寄りはたくさんいると思う。でも、“もう夢を追いかけなくてもいいんじゃないの”という人は、無理して何かに挑戦しようと思わなくていいんだよ。ぼくが思う、いちばん幸せな年の取り方は、“明日会える人がいる”ってこと。大学はまさにそういう場所だったね。だから、家にずっといるんじゃなくて、買い物ぐらい行ってみたらいいんじゃない。そこで、店員さんに『元気?』って声をかけてみて、会話をする。
それができるだけで、十分幸せなことですよ」
でも、お母さんと出会えたぼくは、つくづく幸せ者だなぁ――。欽ちゃんは取材の最後まで、そうつぶやいていた。
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