2019年7月27日 11:00
「JAF」加入はムダ出費!「8~9年に1回しか使わない」と専門家
「保険会社は年間2回目以降の利用を有料としている場合が多いのですが、パンクやバッテリー上がりなどの故障を、1年に2回も3回も起こす確率は低いでしょう」
JAF会員はこういったレアケースのために、年会費を払い続けているということだ。
「最近の車は、そんなに簡単に壊れなくなってきています。特にハイブリッド車や電気自動車は、エンジン始動時に大きなエネルギーを必要としないので、バッテリー上がりのリスクは低い。自動車保険でカバーされていないことの多いパンクの応急処置でも、市街地の走行が多い人ならば、近所のガソリンスタンドで、3,000円ほどで対処してもらえます」
鈴木さんは、さらにロードサービスの利用頻度を計算する。
「’18年度のJAFの出動件数は約228万件で、年間1人あたりの出動回数は0.12回。単純計算すると、8~9年に1回、お世話になる確率です。9年間といえば、会費は3万6,000円にもなります」
ちなみにJAFのロードサービスは、非会員であっても、有料で利用することはできる。
「バッテリー上がりで1万2,880円(昼間)、タイヤ交換は1万3,080円(夜間)です。
9年に1回のJAF利用なら、会員でいるほうが“損する”計算になります」
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