実の母娘が「二世帯同居」を成功させるコツ、絆強まるケースも
両親からは「お金はいらない」と言われたものの、夫婦で相談し、家賃・駐車場・子どもの食事代など、すべて込みで10万円を生活費として渡すことにしたという。さらにSさんは、お互いに不満をため込まないよう、生活ルールを小まめに見直してきたそう。
「当初は夜まで子どもを預けることが多かったのですが、両親にとってもけっこう重労働だったようで、いつも疲れた顔をしていました。そこで両親と話し合い、遅くとも夜8時までにお迎えに行くことにしました」
ほかにも、同じく育児中の姉のフォローもしてあげられるよう、休日には両親への頼み事をセーブしたり、誕生日やクリスマスといった行事を大切にするなど、気配りを欠かさないSさん。最近の課題は、両親から『階段がつらくなったのでフロアを交換したい』と申し出があったこと。
「両親は家財道具が多いので、すんなりはいかないでしょう(笑)」
長女はすでに中学2年生になるが、依然として同居は継続中。夫の口から家を出る話は一度も出ていない——。
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