くらし情報『発がん性を指摘する声も…“5G規格”で懸念される体への影響』

2019年8月28日 06:00

発がん性を指摘する声も…“5G規格”で懸念される体への影響

発がん性を指摘する声も…“5G規格”で懸念される体への影響


「5G」という言葉を聞いたことがあるだろうか。現在、スマホなどで使用している第4世代(4G)の電波と比べ、大容量のデータをより速く送受信できる第5世代の移動通信システムのことだ。次世代高速通信規格として、すでに米国と韓国ではサービス開始。日本でも来年春から本格的な商用サービスが始まる予定だ。

この5Gの魅力は4Gの100倍という通信速度。たとえば2時間程度の映画をスマホにダウンロードする場合、現在、5分程度かかるものが、わずか3秒。また大量のデータを瞬時に必要とする車の自動運転の精度を高めることも期待されている。

その圧倒的な通信速度を活用するメリットばかりが取りざたされている一方、電磁波による健康への影響が懸念されている。
電磁波が人体に与える影響に詳しい丸山アレルギークリニックの丸山修寛先生はこう話す。

「電磁波が体に及ぼす影響は大まかに分けて2つあります。まず人間の神経は電気信号です。外部から強い電磁波を浴びることによって、その電気信号が乱れる。頭痛や不眠、めまい、ひどい場合は意識障害といった危険性が指摘されています」

こうした症状には個人差があるため、電磁波に敏感に反応する症状は電磁波過敏症と呼ばれている。

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