2019年8月28日 06:00
発がん性を指摘する声も…“5G規格”で懸念される体への影響
じつは現在、丸山先生のクリニックに体の不調を訴えてくる人の約3割は電磁波過敏症なのだとか。
「ここ数年、どんどん患者さんが増えつづけています。因果関係は解明されていませんが、4Gが開始された時期や家庭内でのWi-Fiの普及と関連があるのではと私は思っています」(丸山先生・以下同)
もうひとつは、まさに電子レンジの中に体を入れたように、体の各部に炎症を起こす可能性。
「とくに目が電磁波に弱く、黄斑変性症や網膜剝離を引き起こすとされています。発がん性も懸念され、とくに肺がん、乳がんとの関連が疑われています」
電磁波によって発がんリスクが増大するとは心配だが、丸山先生はこう続ける。
「5Gは4Gよりさらに波長が短い高周波ですから、さらに危険度は増すといっていいでしょう」
こうしたスマホの電磁波から身を守る方法はないのだろうか。丸山先生は次の5カ条を挙げる。
【1】イヤホンを使用し、なるべく距離をとって通話を!
【2】充電中に通話はしない!【3】枕元に置いて就寝しない!
【4】Bluetoothは使用しない!
【5】ノンワイヤのブラジャーを着用する!
「まず通話時はイヤホンを使用し、なるべく耳にスマホを近づけないことです。