くらし情報『木村多江 笑えなくなった過去…あな番怪演培った脳疲労の苦悩』

2019年9月10日 00:00

木村多江 笑えなくなった過去…あな番怪演培った脳疲労の苦悩

だが、実は彼女は最近の女性誌で3年前にあった“異変”を告白していた――。

《疲れすぎていたのはわかっていたけれど、笑えなくなって人と目を合わせられないほどに。これは致命的だと思いました》(『家庭画報』19年7月号)

ドラマと映画の撮影が重なる過密スケジュールに追われ、心身の不調に見舞われたというのだ。彼女の元来の気質はとても内向的だったと、古くから木村を知る関係者も言う。

「木村さんが演劇を始めたのは、中学生のとき。幼いころから他人とコミュニケーションを取るのが苦手な性格だったので、その弱点を克服するためにあえてお芝居をやってみようとしたそうです。本心を人に伝えたくても、うまく口にできない。引っ込み思案で無口な少女時代だったといいます」

木村は3年前に突如起こった“異変”の原因を知ろうと、さまざまな本を片っ端から読んだ結果、“脳疲労”が原因だと気付いたという。
木村を襲った“脳疲労”とは、どんなものなのか。その概念を30年前に提唱した第一人者で九州大学の藤野武彦名誉教授は言う。「脳疲労とは、簡単に言うと“脳が疲れた状態”を指します。原因は、情報が多すぎて情報処理装置である脳が疲れてしまうこと。

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