2019年9月10日 00:00
木村多江 笑えなくなった過去…あな番怪演培った脳疲労の苦悩
9月8日に放送されたドラマ『あなたの番です』(日本テレビ系)の最終回は最高視聴率19.4%を記録。有終の美を飾った。なかでも、息子の異常性を世間から隠すため監禁する母親という“狂気の怪演”でドラマを盛り上げたのが木村多江(48)だった。
「穏やかな奥さんが豹変するという難しい役どころでした。穏やかな一面については、本番当日でもチェックを入れた台本を読み直し、役作りを確認していました。しかし狂気の一面である“人をあやめよう”という心情を表すシーンについては、あまりリハーサルをしないようにしていたと聞いています。それは“本番で全力を出し切れるように、それまでは感情を秘めておくようにしたい”と木村さんが考えていたからだそうです」(ドラマ関係者)
9月初旬の昼下がり、そんな木村を本誌は都内で目撃した。この日はオフのようで、大通りをゆったりと歩く木村。
すっぴんに大きな帽子をかぶり、青のトップスに水色のスカートという爽やかな服装。ドラマの役柄とはまったく違う明るい表情で日傘を手に、タクシーを止めて去っていった。
05年に会社員の男性と結婚し、08年に女児を出産。これまで、公私ともに順風満帆に見える木村。