2019年9月12日 11:00
『女性の品格』から13年、坂東眞理子さん語る「70歳の心構え」
家族をいいわけにしていませんか?そのためには、経済的にもある程度は自分でまかなえるようになることは必要です。パートでも続ければ、スキルが身につくでしょうし、そのための勉強をしていけば将来の財産になります。やがて人生を終えるとき『必ず最後は一人になるのだ』と自覚し覚悟を持つのも大事です。夫ロス、ペットロス、いろんなロスがありますが、一人を嫌がらず楽しめることが、品格ある70代に向けた一歩になります」(坂東さん・以下同)
■新しいことにチャレンジする
白地に黄色と紺のチューリップ柄のフレアワンピースでかれんな装いの坂東さん。
「今日は今まで着たことのないお洋服に挑戦してみたんです。ファッションという自分の“包み紙”を新しく替えるだけで、新たな自分の可能性に気づきます。1年に1度、ブラウスやスカートなど何か1着、今までとは違うデザインや色や柄を選んでみましょう」
■昔、やりたかったことに挑戦してみる
新しい可能性を発見できると、一歩前へ踏み出す勇気が湧いてくる。「55歳は子どものころからやりたかったけれどできなかったことをするのにもいい年齢です。
経験や関心がないことチャレンジするのは難しいですから。