くらし情報『iDeCo対象者拡大でも専業主婦は止めた方がいいこれだけの理由』

iDeCo対象者拡大でも専業主婦は止めた方がいいこれだけの理由

「だから確実にためられる」という専門家もいます。でも、リストラや病気などまさかの事態に使えないお金を、ためる余裕のある方は、多くはないと思います。

【3】手数料がかかる

iDeCoは、いくつもの手数料が必要です。まず、加入時に「新規加入時手数料」が2,777円(税込み、以下同)。

次に、iDeCo専用口座の「口座管理手数料」が金融機関により年間2,000~1万円。老後に給付を受けるときには「給付事務手数料」が必要ですし、投資信託などは「信託報酬」もかかります。

投資では、運用で出た利益が支払った手数料を上回らないと、もうけになりません。ですから、手数料の高いものほど、もうけを出すのがむずかしいといえます。


【4】50代主婦は注意。加入期間10年未満だと60歳から受け取れない

iDeCoは現状、60歳まで掛金を払い、60歳から支給を受けるもの。最短加入期間は10年です。公的年金が支給される65歳までのつなぎにiDeCoを、と考える人も多いようですが、50代でiDeCoに加入すると、加入期間は10年未満、支給開始は61歳以降になります。たとえば53歳の方が加入すると、掛金の支払いは60歳までですが、その後も運用は続き、支給は62歳から(支給開始は加入期間による)。

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