美智子さまの想像絶する孤独 失声症当時も医師に胸中明かせず
「だからこそ、悲しい思いをしている人にも、より一層深く寄り添うこともできるのではないでしょうか。私が、お電話などで時々お話をして、少しだけでも気がお楽になれるのでしたら、それは嬉しいことと思うのです」
陛下が譲位を終えられて以降、最近の電話での会話は、気づくとかなり長いこともあるという。
そんななか、上皇陛下が、最近、こうおっしゃるのだと、美智子さまが末盛さんにふと漏らされることがあった。
「あなたと結婚できて、私は、本当に幸せだった。あなたも、そう思ってくれているといいんだけど」
寄り添い続けた「祈り」は、令和の時代にも引き継がれていくーー。
「女性自身」2020年1月1日・7日・14日号 掲載