2020年2月28日 06:00
宮内庁の不安なコロナ対策…感染でも皇族は“特別扱い”なし
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《現在、新型コロナウイルスの感染拡大が懸念されていますが、罹患した方々と御家族にお見舞いを申し上げます。それとともに、罹患した方々の治療や感染の拡大の防止に尽力されている方々の御労苦に深く思いを致します。感染の拡大ができるだけ早期に収まることを願っております》
2月23日に60歳の誕生日を迎えられた天皇陛下。会見のなかでは、新型コロナウイルスの感染拡大について憂慮されるお言葉もあった。
天皇誕生日の当日に予定されていた一般参賀は、市民の感染拡大を防ぐために中止となった。一方で天皇陛下や雅子さまは日々、各国の大使や日本の要人、さらには勤労奉仕団の市民にもお会いになる。その際、原則としてマスクは着用されない。ご公務では大勢の方にお会いになるだけに、皇族方が感染する危険性も心配されるが、宮内庁の感染予防態勢はどうなっているのだろうか?
「幹部の一人は、両陛下にうつすことになったら大変なので“うがい・手洗い”をいつも以上に念入りにしていると話していました。
しかし現状では、個々の職員の対応に任せられています」(前出・宮内庁関係者)
この状況でも組織的な対策はしていないというのだ。