2020年3月14日 06:00
安倍政権「女性天皇議論せず」で近づく“皇族消滅”の危機
からだという。
一方、象徴天皇制を研究する歴史学者で、名古屋大学大学院人文学研究科准教授の河西秀哉さんはこう話す。
「安倍政権としては、なんとか皇統は男系で続けたいというのが本音なのでしょう。しかし、女性・女系天皇が認められないままでは、将来の悠仁さまのお妃にも大きなプレッシャーがかかります。公務よりも男性の子どもを産むことが何よりも優先させられる事態になりかねません。皇族減少への対策がない以上、何度先送りしても、女性天皇をめぐる議論が再燃することは不可避だと思います」
議論の先送りは、皇室の存続を危うくし、愛子さまの将来設計を難しくするだけではないのか――。
宮内庁関係者によれば、そのような状況でも、愛子さまは大学進学の準備を進められているという。
「ただ、新型コロナウイルスの感染拡大により、新生活のスタートは少しさびしいものになるかもしれません。
愛子さまの卒業式は3月22日の予定ですが、マスク着用が原則で、謝恩会は中止されるそうです。大学の入学式については、まだ何も決まっていないようです」
「女性自身」2020年3月24・31日合併号 掲載
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