2020年3月31日 12:00
法改正で飲食店の分煙ルールが徹底化!変わる夫婦のお店選び
喫煙専用室でのみ喫煙が可能に」「喫煙室には標識の掲示が義務化」といったルールが定められることに。またシガーバーなどの一部例外を除き、飲食をしながら紙巻きたばこを喫煙することはできず、喫煙専用室内のみ可能となる。
喫煙者と非喫煙者のすみ分けが明確化されることで、夫婦の店選びにも変化が生じる。そこで、本誌読者がよく利用する飲食店の対応を調査。対応を見ると、全席禁煙化しつつ喫煙専用ブースを設置する飲食店がほとんどで、喫煙者にも配慮した形だ。
各担当者に利用者の反応を聞いてみると、「紙巻きたばこをご利用の方には苦情をいただくこともある」(ドトールコーヒー)という否定的な意見もあったものの、「大変喜んでいただけるお客さまが多い」(サイゼリヤ)といった好意的な反応が多く占めていた。ココスやジョリーパスタなどを展開するゼンショーホールディングスの担当者は「賛否両論ある」としながら、分煙徹底化による影響をこう語る。「お客さまからは『(店に)入りやすくなった』『時代の流れとして当然』『喫煙席がすいているのに禁煙席が満席で待たされるということがなくなっていい』といった声をいただいております」
家族で利用する機会の多いカラオケ店でも対応が進められている。