強行採決反対の自民議員が委員クビに…“見せしめ”と批判の声
しかし、この呟きの3時間後、事態は急転する。泉田議員はTwitterでこう明らかにした。
《「強行採決をすべきでない。」との声が届くのかわかりませんが、内閣委員をはずされることになりました》
前述した恣意性や検察幹部の定年延長を可能とする条項が今年2月に急遽、追加されたことなどから正当性が疑問視されている同法案。与党内とはいえ、強行採決に反対した泉田議員への“重すぎる処罰”には批判があがっている。
《泉田議員の件、「法案に反対です」じゃなくて「強行採決すべきでない」で委員外されるって、他の自民党議員への見せしめでもあるのだろうね。議論なんてハナからする気ないのだろうね…》
《泉田議員の内閣委員はずしで「恣意的な人事をしない」って言葉を完全に信用できなくなってしまったのウケる法改正が本当に正しいと思っているなら強行採決などせずにしっかりと議論してほしい》
13日の審議には、同法を管轄する森まさこ法務大臣(55)が欠席。仲間の“勇気ある異議”も無視し、このまま強行採決するつもりなのだろうか――。