2020年5月29日 15:50
コロナ禍の危機を救う自治体発「プレミアム商品券」に注目
ただ、高校生以下のいる世帯は同じせきチケを9,000円で買えるため、お得度は33%に上昇します。
こうした一般的な商品券と違い、長野県須坂市の「コロナに負けるな!須坂市経営継続応援商品券」は仕組みがユニークです。
須坂市の商品券は、それぞれ応援したい店で購入します。店は売れた商品券に捺印。その捺印店でのみ使える専用商品券となります。どの店も500円券×10枚つづりは共通ですが、販売額は店が独自で決め、お得度はさまざまです。
この商品券はいますぐテークアウトなどでも使えますが、本来は、現在営業を自粛・制限している店が通常営業に戻ったときに使うことを想定しています。営業の再開後に使うお金を、いま先払いして、窮地に立たされた店を支えようとする仕組みなのです。
また、住民全員に配る自治体もあります。北海道乙部町は、「スマイル商品券」を町民全員に配ります。1人5,000円分で、町内の店などで7月末まで使えます。同じく北海道の雄武町でも「地域元気応援券」1人5,000円分をすでに、町民全員に発送しました。国は、4月20日、児童手当の受給世帯を対象に、中学生以下の子ども1人あたり1万円の「臨時特別給付金」