くらし情報『雅子さま“前例なき情報発信”で示された「皇室の新様式」』

雅子さま“前例なき情報発信”で示された「皇室の新様式」

は延期となった。

「お忙しいなか、年末も押し迫った12月26日に被害の大きかった宮城、福島を見舞われたのは、その年のうちに訪問されたいという陛下と雅子さまの強いご希望があったからなのです」(前出・宮内庁関係者)

国民の前にお出ましになれない日々が続くなか、7月10日、雅子さまは「御養蚕納の儀」に臨まれ、今年の養蚕作業を終えられた。皇室担当記者が言う。

「皇后のお務めとして受け継がれてきたご養蚕ですが、今年、雅子さまは宮内庁を通して“前例のない情報発信”をされました。まず収穫された生糸の写真を報道機関に提供されました。さらに侍従を通じて、初めての養蚕を無事に終えたご感想を公表されたのです」

御養蚕納の儀の直後、侍従は次のように、雅子さまのご感想を伝えた。

「お導きをいただかれた上皇、上皇后両陛下、そして、おそばで見守られた天皇陛下をはじめ、作業に携わっていただいたご養蚕所主任や関係者に、深い感謝のお気持ちをお持ちです」
しかし、雅子さまのご決断に驚く宮内庁職員や記者もいたという。平成以前のご養蚕では、神事である御養蚕納の儀の取材自体がなかった。
そのため、写真提供もご感想の公表も“タブー”だと考えるむきがあったというのだ。

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