雅子さま“前例なき情報発信”で示された「皇室の新様式」
陛下と雅子さまも、オンラインによる被災地へのお見舞い、国民にメッセージを送ることなどをお考えでしょう。直接会えない中でも、お気持ちでは『国民とふれあう』ことができるはずです。それが実現すれば、まさに時代を変える“宮中改革”になるのではないでしょうか」(前出・宮内庁関係者)
そして天皇陛下は「水問題」を専門とする研究者でもある。その研究活動をサポートしている尾田栄章さんはこう話す。
「陛下は水問題のエキスパートとして、利水や治水に関する高い知識と洞察力をお持ちです。それだけに、今回のように水害で苦しむ人々に寄り添われる気持ちは強いのだと思います」
日本が毎年のように記録的な豪雨に見舞われている今こそ、天皇陛下の「水」についての知見が生かされるとき。これまでにない情報発信が求められている。雅子さまは陛下とともに前例を打破し、国民と心を通わせる――。
「女性自身」2020年7月28日・8月4日合併号 掲載