世良公則が激怒した大臣の一言「楽しげにやっていますね」
永田町にいる人たちは、ステイホームでも収入が変わらないから、ズレてしまうのでしょう」
補償問題、過度な自粛など、世良の発信に《国民は家にいるんだから、お前たちは一緒に歌おう、踊ろうって言っていればいいんだ。仲間たちはやっているぞ。国民楽しませてればいいんだよ》という誹謗中傷もある。
だが、そんな声は意に介さない。自らの決めた進む道に迷いはない。
「単なる誹謗中傷は無視しますが、反対意見は真摯に聞きます。こちらの投げた球を投げ返すエネルギーを感じるから。ロッカーって、アウトサイダーとして中指を突き立てているイメージでしょうが、実は違う。
一人でも敵陣の中に飛び込んで、自分の意見が言える人。でも、今回は一人の社会人として発信している。政治家にしても、どんな立場の人であれ、オレは握手をして言葉を交わして、知ること、考えること、そして自身で判断することを続けたい」
5月にYouTubeで動画配信した、コロナ禍の最前線に立つ医療関係者への感謝の気持ちを込めた『貴方に』は、作詞作曲、楽器演奏、そして動画編集にいたるまで一人で行った。
「自分ができることをやっていく。知人の医療関係者から『泣けてきました』『朝がきて、仕事に行く前に聴いている』なんて声が届くと、作った意味を感じます」