時給と働く時間からわかる「パート年収」で“損する”ライン
以上、自分が第2号被保険者として社会保険(厚生年金と健康保険)に加入することになり、夫の社会保険の扶養から外れます。この場合にも、収入の上がり具合より保険料の納入額が上回ることがあり、『106万円の壁』となるのです」
この「106万円」と「130万円」の差は大きい。働く会社を決めるときには従業員数が「501人以上」か「500人以下」かをチェックするのがマストだ。
ところで、パートで働くときに考えるのは「1日何時間×週何日働くか」の掛け合わせだろう。そこから年収が導き出せる時給別「パートの年収」を次にまとめたので、該当する時給のところを見てほしい。
■1日8時間×週○日働く場合のパート収入
【時給800円】
5日=160万円/4日=128万円/3日=96万円/2日=64万円/1日=32万円
【時給900円】
5日=180万円/4日=144万円(※1)/3日=108万円(※2)/2日=72万円/1日=36万円
【時給1,000円】
5日=200万円/4日=160万円/3日=120万円(※2)/2日=80万円/1日=40万円
【時給1,100円】
5日=220万円/4日=176万円/3日=132万円(※1)