くらし情報『高市大臣「同性カップルは区別」国勢調査の方針に疑問の声』

2020年8月27日 21:15

高市大臣「同性カップルは区別」国勢調査の方針に疑問の声

(写真:アフロ)

(写真:アフロ)



高市早苗総務大臣(59)が8月25日、国勢調査で同性パートナーを「他の親族」としてカウントすることについて「同性カップルは区別する必要がある」といった趣旨の説明をした。しかし、その発言を疑問視する声が相次いでいる。

日本に住むすべての人を対象に、来月から開催される国勢調査。同性同士で「世帯主」「世帯主の配偶者」と選択しても「他の親族との同居世帯」という扱いになる。

「『他の親族』というのは“おじやおば”、そして“いとこ”といった関係です。『記入誤り』として性別が修正されることもあるといい、『正確性を欠いているのでは』との声が。異性カップルの事実婚なら、法律婚と同様に扱われるのですが……。そのため9つもの団体が共同発起し、高市大臣宛てに同性カップルを集計するよう求める要望書を提出しました」(全国紙記者)

そんななか高市大臣は25日、同件について言及した。
Economic Newsによると高市大臣は「我が国の婚姻制度は異性間に現在は限定されており、国勢調査における婚姻関係も異性間に限定される」と述べた。

続けて、同性パートナーの可能性があるものを「他の親族」とすることについて「国勢調査における婚姻関係とは区別する必要があり『配偶者』とはされないが、同一世帯を構成していることを踏まえて『他の親族』に含めることにしている」

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