陣内孝則 フジ勤務の長男が傷害容疑で書類送検されていた!
しかし、その後に弁護士を立てて、支払いを拒否するようになったのです」
試合からは3年が経過している。なぜH氏は今年になって告訴状を提出したのだろうか?
「やはり泣き寝入りはよくないと思ったのです。警察に相談に行き、約2年間かけて準備を進めて、刑事告訴に踏み切り、(告訴状は)今年6月2日に正式に受理されました」
さらに担当の刑事から、8月5日に書類送検した旨を知らされたのだという。弁護士法人「天音総合法律事務所」代表弁護士の正木絢生さんは、こう語る。
「“書類送検”とは、捜査の結果などを書類にまとめて検察に送ることです。加害者の身柄は拘束されませんが、しっかりと事件として処理するという前提で、警察が動いたということになります。
書類送検になった理由としては2つの要因が考えられます。1つは、スポーツ中の事故というだけでなく、暴行事件としても警察が捉えていると考えられること。
もう1つは加害者が、被害弁償を一切していないということですね」
H氏も、けがは暴行を受けた結果という自分の主張が警察に認められたことに満足しているという。
「しかしA氏に対しては怒っているというより、あきれています。