菅官房長官の知られざる素顔 妻には敬語、行きつけは回転ずし
(全国紙記者)
そんな菅官房長官だが、夫人の真理子さんのスタンスもまた“異例”だった。
政治家の妻といえば通常、積極的に人前に出て夫をサポートするタイプが多い。しかし真理子さんはほとんどと言っていいほど、表に出てこないのだ。
「真理子夫人と菅さんの出会いは、小此木事務所。彼女はそこでときどきお手伝いをしていたそうです。職場恋愛のような形です。夫人は表に出ることがあまり好きではないのですが、当時の菅さんは政治家を志していませんでした。だから問題ないと考えていたようです。
しかしその後、菅さんは出馬することになりました。その際、夫人に『政治のことは何もしなくていいから!』と頼み込んで説得したそうです」(永田町関係者)
菅官房長官は『週刊文春WOMAN』’19年8月30日号で、政治家になると打ち明けた際の妻との会話をこう明かしていた。《だから選挙のときだけ手伝ってくれ、ほかは出さないからと。もう否応なしに》
夫妻の関係について、真理子さんの参加していた婦人会の女性はこう語る。
「菅さんは秘書と話すときと、奥さまと話すときとでは口調がまったく違います。奥さまには“ですます調”で実に丁寧な敬語で話すんですよ。