樹木希林さん三回忌しない訳…モデル孫語った“祖母の遺言”
その滝に近づく遊覧船があるんです。それに2人で乗って、もう思いっきりびしょびしょになりながら大笑いし合ったこと。それが何より楽しい、おばあちゃんとのいい思い出です」
ユニークな秘話も明かしてくれた。
「うちの家族は二世帯住宅。僕らが上で、おばあちゃんは1階に住んでいました。すると時々、『内田商会から派遣されてやってきました家政婦の内田と申します』と、言って2階へ上がってきては適当に掃除したり、洗い物をして帰っていくんです」
一部報道で、雅樂はじめ本木一家が昨年の一周忌については行わなかったことが報じられていたが、三回忌について尋ねると――。
「三回忌って言われて改めて振り返ってみると、本当にあっという間に時間はたっちゃってるんだなという気持ちですね。その日は何かをするわけではなく、もう家族のなかだけで、静かに祖母や祖父(内田裕也さん・享年79)をしのぼうと思っています」
雅樂の母・内田也哉子(44)は、生前、希林さんの“遺言”についてこう語っていた。
《母はね、「大きな葬儀はやらなくていいよ」と言っていたんです》(『この世を生き切る醍醐味』朝日新書)
雅樂のモデルデビューに際して、本誌’18年7月17日号で訪ねたときには、「モデルデビュー決断の経緯?そのへんは全然わかりませんねぇ。