知らぬ間に貯金が消滅…口座手数料時代は「ネットバンキング」を
三井住友銀行は、グループ全体で’22年度までに本部人員を約3割減らす計画ですから、大規模リストラの準備でもあるのでしょう。
いっぽう、利用者にとっては“とどめの一手”ともいえます。たとえば、放りっぱなしの残高9,999円の口座で口座管理手数料の徴収が始めると、10年で残高はゼロ。残高がゼロになった時点で、口座は自動的に解約されます。「いつのまにか預金が消滅する」のです。
こうした事態は、ネットバンキングを利用すれば避けられます。もはや「ネットバンキングを使わないと損をする時代」。この流れはもう止まりませんし、後戻りもしません。
70代以上の方はともかく、50代、60代で手をこまねいている場合ではありません。今すぐ、ネットバンキングを始めましょう。
まずは、ネットバンキングの開設です。不慣れな方はお子さんなどに頼んでもいいと思います。
ネットバンキングが開設できたら利用は簡単です。手始めに、残高照会をしてみましょう。残高照会は無料ですから、練習にはぴったり。ドコモ口座など不正利用がないかのチェックも兼ねて、残高照会を日課にするとよいでしょう。
操作に慣れたら、振込も簡単にこなせるはず、「ATMの列に並ぶなんてめんどう」