くらし情報『スマホで施錠も…コロナ禍だからこその“老親見守りツール”』

スマホで施錠も…コロナ禍だからこその“老親見守りツール”

回線速度が安定する光回線のほうがおすすめだという。

「私は介護を始めて8年になりますが、見守りツールを活用してから介護が本当にラクになりました。機器の購入費用はかかっても、毎月かかるコストは基本的にネット回線だけなので、トータルコストはかなり抑えられます」

工藤さんが実際に使っているIT機器を含めて、見守りツールの活用法を教えてもらった。

【スマホ連動型カーテン自動開閉機】

寝たきりになったときや、毎朝同じ時刻に起きるために、カーテンレールにスマホ連動型カーテン自動開閉機を装着すると、遠隔でカーテンを開き、部屋に日光を入れることができる。値段は7,000円前後から。

「また夕方に時刻を設定しておけば、自動でカーテンが閉まります。特に認知症の親御さんを見守るときに役立ちます」

【スマートスイッチ】

リモコンが付いていない暖房器具などを、スマホのアプリでオン・オフできるのがスマートスイッチ。1台4,000円前後で購入できる。


「冬はエアコンだけでは寒いので、私の親はリビングで石油ファンヒーターを使っています。見守りカメラで新聞や洗濯物が近くにないか確認してからスイッチを押します。

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