くらし情報『スマホで施錠も…コロナ禍だからこその“老親見守りツール”』

スマホで施錠も…コロナ禍だからこその“老親見守りツール”

ヒーターの下に設置してあるボックスからアームが出てきてボタンを押す仕組みです」

【スマートロック】

「要介護の人は、家のカギをなくしがちなので鈴を付けるなど工夫をした経験があると思います。スマートロックはスマホのアプリを使ってドアの開け閉めをするので、カギの開閉を遠隔操作できます」

値段は1万〜2万円前後。両面テープで貼り付けるタイプや穴開け工事が必要なタイプがある。

【スマートスピーカー】

スピーカーに向かって話しかけるとAI(人工知能)アシスタントが応答してくれるのがスマートスピーカー。安い機種は3,000円前後で購入できる。

「認知症の母のために、今日の予定を音声で繰り返し知らせるようにしたことで、電話をする手間が省けました。スマートスピーカーから『今日はデイサービスに行く』と呼びかけられると、母は出かける支度をします」

このほか、ヘルパーや訪問リハビリなどの先生が訪れる前にも同じく声かけを設定しておき、来訪に備えてもらうという。

【録画機能付きインターホン】

やりとりの音声や映像が残るので、訪問者を特定できるほか、留守中の訪問者を録画できる機能のものもある。
または、スマホで親の代わりに来訪者に応答できる機種も。

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