2020年12月8日 15:50
8冠受賞のBTSが語った「コロナ禍での成功による複雑な思い」
『Dynamite』はこのような大変な時期に“天運”のように出会った曲で、このように愛されると予想していませんでした。世の中が苦しいときに私たちばかりいい知らせを受けているような気がして心が重くなることもありました。
いま、本来の仕事ができない状況の方もいらっしゃると思います。そんなときにあえて言うことでもないのかもしれないとも思います。それでも、私たちは歌って踊る人たちであり、変わらず訪れる明日を愛そうとしている人たちであると、広い心で理解していただきたい。申し訳ないという気持ち、感謝する気持ちでいっぱいです。
時が経ち、明日が来て、朝が訪れる。変わらず訪れる朝を悲壮な心で一生懸命に生きて、必ずや再び笑いながら会える日が来るといいなあと思っています。
私たちは時に『Dynamite』のように爆発的に、時に『Life Goes On』のギターメロディのように淡々と、この世界でしっかり地に足をつけて防弾少年団として一生懸命に曲を作り、公演をおこないます。
いつもたくさんの愛をいただき、身に余る光栄です。感謝しています」
最新曲『Life Goes On』のパフォーマンスでは、コロナ禍で人々が止まってしまった街を表現したセットで迫力あるダンスと熱い歌声を披露。