倦怠感が亜鉛で改善!医師明かす「コロナ後遺症の最新治療」
こうした症状を軽減するために、カフェイン、油物、甘い物を控える。寝る前の食事や、寝る直前の水などもできるだけ控えてもらっています」
まだ手探りで始めている治療だが、平畑院長は「時間はかかっても、必ず症状はよくなっていく。あきらめないでほしい」と呼びかける。
「うちに通っている方も、ほとんど症状が緩和されてきています。病院で検査して『どこも悪くない』と言われ、日常生活も満足に送れず絶望していた方でも、漢方やサプリで軽減されたケースもありますから。ただし、早く治療したほうが症状は軽くてすむので、コロナ疑いの症状が出たら、早めに理解ある医師を探して相談することをおすすめします」
こうしている間にも、感染者はどんどん増えている。しかし、政府は「死亡率さえ低く抑えられればよい」という考えでGo Toキャンペーンなどを止めようとしない。こうした政府の姿勢に対し、平畑院長は、こう苦言を呈す。
「軽症者でも、コロナ後遺症に苦しんでいる人は多い。政府には、そこを十分に理解して国民にアナウンスしてほしい。また、PCR検査を受けられなかった人たちの中にも、後遺症で悩んでいる人は相当数いるはずなので、医療現場に周知して、多くの人が安心して受診できる環境を整えてほしい。