戸田恵梨香の実父急死…娘を思って残し続けた涙のスクラップ
そんな夫婦像は、戸田のなかにもしっかりと根付いていたようだ。
「コロナ禍ということもあったのでしょうか。派手にも見える恋愛遍歴を歩んできた戸田さんですが、最終的には挙式披露宴の予定もなく家族たちに見守られるなかでの“地味婚”に落ち着いたそうです。
松坂さんはあまり物欲のない方で、ここ10年でいちばん大きな買い物が“10万円の時計”だといいます。もちろん、外で派手に遊ぶタイプでもありません。
戸田さんがそういうお相手をパートナーとして選んだのは、やはりご両親の姿を見てきたからだと思います。亡くなったお父さんからの『夫婦は飾らず』という遺訓は、彼女にもしっかり受け継がれていたということでしょう」(戸田の知人)
そんな父は、最後まで娘の幸せを願い続けていた。前出・実家近くの住人が言う。
「引っ越しの準備をしているとき、お母さんが家の前でたくさんの雑誌や新聞の切り抜きを整理されていたんです。戸田さんが芸能界デビューしたころから、お父さんがこつこつと保存していたものだそうです。
本当にお父さんは戸田さんの活躍がうれしくて、心から応援されていたんだなと感じましたね。たくさんの古い雑誌ひとつひとつから、娘を思う気持ちが伝わってきました……」