くらし情報『寛一郎“七光りは嫌”でも駆けつけた父・佐藤浩市の還暦祝い』

寛一郎“七光りは嫌”でも駆けつけた父・佐藤浩市の還暦祝い

一見、公私ともに仲のよい父子に見えるが、寛一郎には複雑な思いもあるという。

「幼少期から浩市さんに映画の撮影現場へ連れていかれていたこともあって、寛一郎さんはずっと役者業に憧れていました。しかし一人の俳優として一人前になりたいという思いが強く、“佐藤浩市の息子”と二世扱いされることを本人はとても嫌がっています。本名は佐藤寛一郎ですが、芸名から姓を外したのも“七光り”と呼ばれることを避けたかったためと聞いています」(前出・佐藤の知人)

寛一郎は浩市への相反した思いをインタビューでこう打ち明けていた。

《僕にとって彼(佐藤浩市)は、一番好きで一番嫌いな存在でもあるわけです。そんな感情の中で対峙する。果たして僕の力は彼と対峙できるくらいのレベルに達しているのか? と。僕としては自分の未熟さと経験値の圧倒的な足りなさを自覚しているので》(『日刊SPA!』11月21日)

自身も名優・三國連太郎さん(享年90)のもとに生まれ、長きにわたる確執も経験してきた浩市。
誰よりも“2世の苦しみ”がわかるだけに、日々悩みながら奮闘する息子のことはあたたかく見守っているようだ。

「寛一郎さんと初共演した『一度も撃ってません』の会見で浩市さんは、『NGを出して冷ややかな目で見られてしまった』と茶化していましたが、本心ではとても喜んでいたそうです。

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