3密を避けて参拝を…「初詣での基本のお作法」をおさらい
本来、参拝前に手水舎で身を清めますが、コロナ禍の昨今では、多くの神社が手水舎を閉鎖しています。ですので、多くの場合そのまま参道に進むことになるでしょう。参道は神様の通り道なので、真ん中ではなく、なるべく端を歩きます。神前では、二拝・二拍手・一拝の作法でお参りします。帰りは拝殿に向き直り、一礼をしてから鳥居を出ましょう。
■おみくじは引くべきでしょうか?
おみくじは、神々からの心のメッセージとも言われます。新年最初の神々からの心のメッセージは、その年の生き方や行動へのアドバイスとも言えるため、引いてみるといいかもしれませんね。新年早々、凶や大凶のおみくじを引いても、落ち込むことはありません。
「これ以上は悪くならない。今を出発点として頑張りましょう」というメッセージなので、これから運気は上がっていくものです。
■新年ならではの縁起物はどんなものがありますか?
縁起物の代表的なものは、「魔を撃ち破る」という意味を持つ破魔矢があります。魔を滅ぼし平和をつくり出す神々の霊力が宿っている武器です。お札やお守りなども含めて縁起物は、神々の新しい霊力をいただけます。授与された縁起物はご家庭に持ち帰り、神棚、床の間、玄関、リビングなどに飾りましょう。