2020年12月31日 06:00
会えない親戚にお年玉どう渡す?「年末年始の新・お作法」
【2】お年玉はポチ袋だけ見せて“後日郵送”で!
離れて住む祖父母、またはおじ・おばにとって、お年玉の手渡しは、子どもの喜ぶ顔が見られる貴重なイベントだが……。
「本当は、お孫さんに『どうぞ』と手渡してあげたいけれど、それができないですから、つらいですよね。今年は、ズームでポチ袋などを見せて、あとで銀行振り込みや、現金書留で送るというのが好手。大切なのは、家族みんなに幸せな年を迎えてもらうこと。『今年はなし!』では子どもたちもがっかりします。プレゼントなどでもよいですから、用意しておきたいですね」
【3】里帰りした場合は、家族の“衛生意識”を把握しておく
実際に里帰りできた家族の場合でも、老齢の両親などと一緒に食事をする際は、注意が必要だ。
「ご一緒に召し上がる方がどの程度、コロナ感染を気にするか、さぐってもわかりません。聞いてしまったほうが楽ですよね。
義理のお母さんなどに『来客時に取り分けなどはいつもどうなさっていますか?』『小分けにして出されているなら、お手伝いしましょうか?』と、コロナ禍での来客にどう対応しているか把握しておきましょう」
その際、大事なのは、相手にとっての常識を否定してはいけないということ。