両陛下が進めるオンライン活用 イギリスと“Zoom外交”の可能性も
女王が好奇心旺盛であるだけでなく、より多くの国民や英連邦の人々に聞いてほしいという気持ちがあるのだと思います。Zoomもすぐに取り入れ、懇談や会議、英連邦のイベントなどを行っています」(多賀さん)
コロナ禍により、皇室外交も昨年からストップしている状況だ。昨年5月には両陛下のイギリス訪問が予定されていたが、延期となっている。
「今年の夏に予定される東京オリンピック・パラリンピックも開催が危ぶまれ、外国から賓客を招くことは難しい状況です。長引くコロナ禍で国際親善の在り方も変わっていくかもしれません。Zoomなどを用いた、イギリスをはじめとする海外の王室とのオンライン会談も検討されるのではないでしょうか」(前出・宮内庁関係者)
天皇陛下は新年のメッセージを「我が国と世界の人々の安寧と幸せ、そして平和を祈ります」と、世界平和を願うお言葉で締めくくられている。
出入国制限が続き、世界の分断が懸念されるなか、2021年は皇室外交においてもオンラインの活用が進む1年になりそうだ。
受験でXを見ていない友人 届いたLINEに「笑った」「時間止まってる」