くらし情報『「80年代W浅野」の斬新さ“女性の幸せ観”塗り替えた2人』

2021年1月22日 11:00

「80年代W浅野」の斬新さ“女性の幸せ観”塗り替えた2人

の2人の主人公が、バブル景気に沸く都会的なライフスタイルのなかで織りなすラブコメディ。

平均視聴率は18.5%で、当時の『女性自身』でも《「抱きしめたい!」ダブル浅野気になるファッション・カタログあの服はここで買える!》《3週連続浅野温子大研究》という特集記事が組まれているほどの社会現象となり、連続ドラマ放送後も、スペシャル版が4作も放送された。

こうした現象には、社会的背景があるのだという。

「’86年に男女雇用機会均等法が施行されましたが、本格的に企業に導入されたのは’90年代半ば以降。当時の女性は、まだ一生稼げる仕事に就くことは難しく、25~26歳で肩たたきにあい、寿退社。男性が家長で、女性は専業主婦になるのが当たり前でした」

女性が幸せに生きるためには“いい男を捕まえる”こと以外に、ほぼ選択肢のない時代だったからこそ“3高(=高身長、高学歴、高収入)”なる言葉も流行した。

「デートは“連れていってもらう”もの。男性にリードされ、レストランではおごってもらい、ドライブでは助手席でナビをするのが普通で、『トイレに行きたいって、男性の前では言えないから、我慢していた』という女性もたくさんいました。

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