森会長に関与疑惑…雅子さまご成婚直前の「金箔タンス事件」
森さんは昭和12年生まれで、8歳までは男尊女卑の軍国教育で育っていますし、そのころの価値観がいまだに抜けきっていないのでしょう」
森会長の“非常識ぶり”が引き起こした今回の失言。本人はユーモアを交えて話そうという意図だったのかもしれないが、そうした森会長の“過剰なサービス精神”により引き起こされたといわれている騒動が過去にもあったという。当時を知る政治部記者によれば、それは皇室をも巻き込む事件だったというのだ。
■雅子さまのお嫁入り道具をめぐって大騒動が
「実は28年前の’93年、雅子さまのご成婚直前にあった“金箔タンス事件”に、森会長が深く関わっていたといわれているのです」
金箔タンス事件の顛末はこうだ。
天皇陛下(当時は皇太子)とのご婚約内定後、雅子さまの実家・小和田家は石川県の家具店に桐タンス2棹を注文。しかし、できあがったのはなんと全面に金箔がびっしりと貼られたタンスで、しかも注文より多い3棹だった。当時の記事によれば、金箔タンスは次のようなものだったという。
《三カ月がかりで制作したたんすは、間口百二十一センチ、奥行き四十六・五センチ、高さ百七十六センチ。