当時は恋する女子中学生!坂本冬美が語る「80年代のサザン」
「ヤマモトくんとは同じ高校に進学したんですが、残念ながら“事情”があって、お別れすることに……。それでもずっと好きだったんです。悔しくて、何年も送り合った交換日記もすべて燃やしてしまいました。サザンの曲も、ヤマモトくんを思い出してつらいから、しばらくは聴けませんでしたね」
’85年に高校を卒業した後、地元の梅干し製造会社「ウメタ」に就職。
「工場で品質管理をする、上司一人、部下一人の部署でした。白衣に白い帽子と長靴姿で、毎日、梅干しの塩分濃度やpH値を記録。いつも歌いながら作業をしていました」
歌手への夢は持ち続けており、ステージも機材もそろっている、近所のカラオケ教室にも連日通い、歌を練習していた。
「経営者の方が『いつでも歌いに来ていいよ』って言ってくれて、会社の休み時間は5分でお弁当を済ませて、すぐカラオケ教室に向かい、40分ほど歌の練習をさせてもらいました。
そのとき経営者の方が私の歌を録音してくれたテープがきっかけで、デビューすることになったんです」
「女性自身」2021年2月23日号 掲載
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