くらし情報『紫吹淳 悩める中学生時代支えたのは「シブがき隊」だった』

紫吹淳 悩める中学生時代支えたのは「シブがき隊」だった

「おかげで“体育座り”をしているときも、やたら姿勢がきれいだって、友達から言われていました。将来、バレリーナになることだけを夢見ていたんです」

’80年代に入り、たのきんトリオを筆頭としたアイドル全盛期を迎えたとき、ほかのクラスメートたちは少ないお小遣いでドーナツ盤のレコードやアイドル誌を買っていたが。

「私はトーシューズなど欲しいものはそのつど、買ってもらっていたので、お小遣いとは無縁だったんです。それに、バレエに関わるもの以外に欲しいものはとくになかったので、お小遣いがもらえなくて困ったこともありませんでした。恥ずかしながら、たのきんトリオのことも、かろうじて知っていたのはマッチさんだけ。いま思い返すと、ちょっと浮世離れした子どもでしたね」

友達と遊びに行く機会も、ほとんどなかった。

「土日でも関係なく、毎日レッスンや発表会。たまに『今度○○に行かない?』と友達に誘われるんですが、直後に『あ、ごめん、バレエだよね』って。
返事をする前に断られていました(笑)」

それほど頑張っていたバレエから、距離を置いたのが中2のとき。

「まわりより背が高いことに悩み始めたんです。中1で160センチ近くありましたから。

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