セクハラ騒動は終わったこと 高橋大輔母が橋本聖子氏にエール
本誌は実母・清登さんに話を聞いた。
──当時はファンからクレームの電話などもあったそうですが、改めて当時の“息子さんへのキス”をどうお考えですか?
「そんなこともありましたね(笑)。でも、もうとっくに終わったことです。そもそも、場を盛り上げるためにやったこと。大輔が何も思っていないのですから、私も同じように忘れます」
憤りなど微塵もない“まさかの対応”を見せた清登さん。
周囲がヒートアップしているのとは裏腹に、すでに“許して”いるようだ。それどころか、橋本氏に向かってこんなエールを送った。
「私は橋本さんが会長に適任だと思っているんです。
まず競技者だったので、選手の気持ちもよくおわかりになるでしょう。また子育てもしっかりこなしてきましたし、さらに大臣としても奮闘してきました。そんないろいろな経験をされた方なので、みんなを引っ張っていく場にふさわしいと思うんです。今はただでさえコロナでオリンピックもどうなるかわからない状況です。だからこそ、橋本さんのような方に頑張ってほしいです」
息子が受けたセクハラ被害と、スケート界への尽力。そんな恩讐を超えて応援する高橋の母からの期待に、橋本新会長は応えることができるのだろうか。
「女性自身」2021年3月9日号 掲載