「百恵は泣いていた」小柳ルミ子語る引退コンサートの裏側
昨年10月のNHK BSプレミアムに続き、今年1月30日にNHK総合でこの引退コンサートが再放送された直後、雑誌はじめマスコミはこぞって当時の百恵さんの輝かしい活動ぶりを報じ、ツイッターでも「百恵ちゃん」がトレンドランキングを独占。
当時は“百恵”“ねえさん”と呼び合う親友として知られていた小柳ルミ子(68)も、もちろんNHKの放送を見たと話す。
「ずっと泣きながら見ていて、改めて思いました。あえて当時と同じ呼び方をさせてもらいますが、いまでも『百恵が大好き』だと!」
〈みなさん、いつかこのステージがみなさんのなかで思い出と呼べるそんなときがきたら、そっとふり返ってみてください。このほんの数時間、このなかの込められた1曲1曲の歌、みなさんの思い、私の思い、すべてを思い出してください。思い出だけは消えることなく、いつも残り、そして、いつでも蘇るものだと思います〉
まさしく今回の40年ぶりの“再会”を予言するような言葉は、26曲目の『不死鳥伝説』の前。宮下さんは「すごいよね」と驚嘆しながら三たびこう繰り返した。「ここも、台本にはまったく書いていないわけで、まさしく彼女の言葉です」