くらし情報『山口百恵「バッサリ切って」挙式翌日に見せた“結婚への覚悟”』

山口百恵「バッサリ切って」挙式翌日に見せた“結婚への覚悟”

ホリプロの堀威夫社長(当時)が顔を出したときも微動だにせず、淡々とメークを続けた百恵。生い立ちもあるのかもしれませんが、いつも肝の据わった人でした」

1万人のファンの熱気に包まれた会場では「百恵ちゃん、お幸せに!」「友和さんと末長く!」の横断幕も。そして午後6時10分。オープニングのインスト曲に続いて、ゴールドのワンピースを着た百恵さんが登場すると、会場はいきなり、「百恵ちゃーん!」「モモエ!」の大歓声、いや絶叫で熱気に包まれた。

1曲目は、『This is my trial(私の試練)』。その後は、『プレイバックPart2』や『イミテーション・ゴールド』などヒット曲に続き、11曲目には「私の原点」と話していた横須賀をテーマにした『横須賀ストーリー』。

2曲目からここまですべて阿木燿子の作品であり、百恵さん自身、「かわいい私の分身たち」と紹介している。この曲ができたときのことを、デビュー直後からプロデュースを手掛けた、音楽プロデューサーの川瀬泰雄さん(74)は、「最初に阿木さんの詞を見たときのことを、百恵は何かの本に『私の歌が出来た』と書いていました。
同じ女性として、初めて大きな共感を抱いた様子で、この曲から歌のヒロインが憑依するようになりました」

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