くらし情報『老人ホーム、サ高住、ケアハウス、特養…高齢者施設の違いは何?』

2021年5月3日 06:00

老人ホーム、サ高住、ケアハウス、特養…高齢者施設の違いは何?

【特別養護老人ホーム】

利用料は安く抑えられるものの、利用は要介護3以上で、厳しい収入制限があるので、利用のハードルは高い。また、入居希望者が多く、簡単には順番が回ってこない。

田村さんによれば、予算が潤沢にあるならば最初の選択肢にのぼるのは、ハード、ソフトの両面で充実した民間経営の「介護付き有料老人ホーム」だという。ただし、入居一時金や月額の使用料が高額なところが多く、資金面のハードルは高いといえる。

また最近増えているのが、自立はできるものの、家事や見守りなどの面でサポートが必要という人向けの「サービス付き高齢者向け住宅」。

こちらは「介護付き有料老人ホーム」に比べて安価なことが多いが、原則として費用はすべて自己負担になるので、年金暮らしの高齢者にとっては、やはり気軽に入居しづらい。

そこで狙い目となるのが「ケアハウス」。地方自治体や社会福祉法人が運営するケアハウスは、整備の補助金が出るので利用者の家賃相当が安くなり、予算に不安がある人にとっても、手が届きやすい施設なのだ。


「ケアハウスでは整備費用の4分の3が国からの補助金でカバーされるので、利用者にとってはとても安心。

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