くらし情報『認知症のお金問題に備える「いざというときの制度やサービス」』

認知症のお金問題に備える「いざというときの制度やサービス」

また、認知症に備える保険といえば、認知症と診断されたときに一時金がもらえるタイプと、徘徊中などでのケガなどに対して給付金が支払われるタイプがある。

「認知症になったときに給付金がもらえるタイプは若い人が将来に備えるのであれば保険料が安いのですが、高齢者が加入すると高いことがあります。他人にケガをさせたり、物を壊したりして法的な賠償責任を負った場合などに補償される『個人賠償責任保険』に加入しておくと安心です」

「個人賠償責任保険」はクレジットカードに付帯して、数百円程度で加入できるものもあるが、最近の自治体では、認知症高齢者が事故を起こした場合の賠償金を自治体が肩代わりする救済制度を導入している。

■個人賠償責任保険を導入している主な自治体

〈青森県むつ市〉:「むつ市認知症SOSネットワーク(おかえりネット)」の登録者
〈福島県田村市〉:「高齢者おかえり支援事業」の登録者
〈神奈川県大和市〉:「はいかい高齢者等SOSネットワーク」の登録者
〈東京都中野区〉:在宅で生活している65歳以上など
〈愛知県大府市〉:「おおぶ・あったか見守りネットワーク」の登録者
〈愛知県刈谷市〉:「行方不明高齢者等SOSネットワーク事業」

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