くらし情報『「熱感、頭の重さも…」医師が実体験したワクチン副反応』

2021年6月24日 06:00

「熱感、頭の重さも…」医師が実体験したワクチン副反応

【内科医(さく病院)相馬渉先生】

1回目の接種はチクリともせず、打った感触もなく逆に不安になった。翌日、打った右肩が少し痛くて腕を上げにくかったが、次の日には改善。2回目、接種後に少し痛みはあるが、予防接種や採血のほうが痛いくらいだったと思う。翌日の朝、肩の痛みを感じたが、午後にはピークを越えて徐々に楽になった。

■代表的な副反応は、接種部分の痛み、倦怠感、頭痛…

代表的な副反応は、接種部分の痛み、倦怠感、頭痛、発熱の4つ。

看護師から「2回目の接種日の夜中3時ごろに気をつけたほうがいい」といわれたというのは小林先生。

「接種直後はなにもなかったのですが、当日夜に悪寒が走り、目を覚ましました。時計を見ると計ったように夜中3時。
接種からちょうど12時間後でした」(小林先生)

厚生労働省の検討部会の資料を見てみると、接種部分の痛みや倦怠感・頭痛は多く見られる副反応のようだ。

その影響はけっして小さなものではないにしろ、ワクチンを接種するメリットはそれを上回るものだと5人の先生方は話す。

「私は、医療従事者として、また子をもつ母として、ワクチンを打つことで気が楽になり、とても安心できました」

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