くらし情報『秋野暢子も苦悩…“60歳以上はペット飼わないべき?”論争が勃発』

2021年6月24日 11:00

秋野暢子も苦悩…“60歳以上はペット飼わないべき?”論争が勃発

引取り保護を依頼されるのは、ほとんどが子犬。猫は犬よりもしつけが必要ないことから、犬の飼い主のほうが手に負えなくなって放棄するケースが多いのです」

2013年に第34回動物臨床医学会で公開されたデータによると、犬の飼育放棄の半数以上が、60歳以上の高齢者によるものだった。

「調査したところ、適正飼育ができなくなるのは75歳前後だと私たちは考えています。犬の平均寿命は13~20年です。55歳を超えてから飼い始めると、将来的に飼えなくなるリスクを抱えてしまう。そのため私たちも、該当する年齢層の方には譲渡しません。

ただ、法律で規制されているわけではないので、ペットショップで購入すれば、誰でもペットを迎えることができます。それでも、60歳を過ぎてペットを買わないほうがいいと思います。
飼い主が元気ならばいいのですが、いなくなって寂しい思いをするのはペットたちですから……」(佐々木さん)

■「60歳以上でもペットを飼ってもイイ!」派の意見は

一方、高齢者のペット飼育を擁護する意見もある。獣医師で動物医療グリーフケアアドバイザーの阿部美奈子さんはこう語る。

「秋野さんは、愛犬のレイチェルを亡くされた後に2匹迎え入れたそうですが、それだけ前の子の存在が大きかったと言えます。

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