2021年7月7日 11:00
蛭子さんの妻「いまだにギャラにならない絵は描きたくないと…」
蛭子さんとその妻・悠加さん。新刊『認知症になった蛭子さん〜介護する家族の心が「楽」になる本』(光文社)も話題に
神様・仏様に願掛けしたいことのひとつが病気の平癒。’20年に認知症であることを公表した蛭子能収(73)の妻・悠加さんは、小さいころから祖父母の影響で神社やお寺に行くことが多く、今でもよく参拝しに行くという。そんな悠加さんが、以前から会いたかったという神社仏閣ナビゲーターで心理カウンセラーの尚さんと語り合いましたーー。
尚「初めまして。『認知症になった蛭子さん』を読ませてもらいましたが、ご主人の介護を1人で抱えられていた時期は大変でしたね」
悠加「今日は初めてお会いできるのを楽しみにしていました。尚さんの“霊視”に関する本を読むなどして、ぜひお話を伺いたいと思っていました」
尚「こちらこそお会いできてうれしいです」
悠加「主人に認知症の症状があらわれたのは’17年ごろからですが、芸能ネタになってしまってはいけないと、悩みを誰にも打ち明けられませんでした。
その3年間はずごくつらかったですね。いまも『おかしい』と『しっかり』が混在していて、症状がよくなることはありません。でも、最近は主人の調子や表情が穏やかな気がします(と、スマホを取り出し、蛭子さんの近影を見せる)」