2021年7月20日 06:00
大阪・名古屋の住宅街に存在する土砂災害高リスク地域
彌富町、田辺通3丁目周辺では、幹線道路沿いを含む複数の箇所に土砂災害特別警戒区域が点在している。
【2】名古屋市緑区鳴海町、大高町
浸食によってできた階段状の地形であり、崖崩れや土石流、地すべりなどの土砂災害のリスクが。’00年9月に起きた東海豪雨災害では名古屋市緑区鳴海町に位置する市道脇の斜面が崩壊し、死者を出している。
検証の結果、大阪の郊外には、丘陵地に大規模な盛土で造成された土地が数多くあることを再認識させられたという。
「豪雨によって地盤が緩めば、都心部でも、土砂災害は発生するでしょう。ただし、土砂災害が起こる場所の多くは、ハザードマップなどで予測できます。自分の住む場所の情報を得ることが重要です」(堀越さん)
※ハザードマップと地質の情報をもとに、堀越さんが大都市圏で特に危険性の高いと考えられる箇所を選んだ。今回掲載したもの以外にも、危険な地域はあるので、ハザードマップは必ず確認してください。
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