くらし情報『「一匹も殺したくない」東京の獣医師と、亡くなった台湾の獣医師をつなぐ思い』

2021年7月22日 19:48

「一匹も殺したくない」東京の獣医師と、亡くなった台湾の獣医師をつなぐ思い

「覚悟はある。戦うつもりでやる」と言うので、「じゃあ、やってみます」という感じでスタートしました。

まず主人公のモデルになった太田快作さん(東京・杉並「ハナ動物病院」院長)に会いに行きました。太田さんは40歳手前の爽やかな好青年という印象でしたが、2時間ほど話を聞いていくうちに、自分が知っている獣医さんの中でも、この人は突き抜けてるなと感じました。

「犬や猫を1匹たりとも殺したくない(殺処分にしたくない)」ということを言い続け、それを実践している。その志は、「犬部」を作った20年前と少しも変わっていません。診療はもちろんのこと、私生活も犠牲にして、動物のために24時間捧げている。福島の被災動物を日帰りで診療した後は、過労で倒れたこともあったといいます。


「求められる限りは求められるものを提供したいと思っている。診察にしても予約がいっぱいってことで断ったりしない。延長すればいいこと。僕でいいって言ってくれる動物と飼い主さんがいることが喜びなので。働くことは全然構わない」

「動物愛護活動は僕自身のすごく大切なこと。それを否定したらおかしくなる。殺される状況にある犬や猫がいる限り。彼らにとって、どんなときでも味方でありたいとずっと思ってきた。

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